秋永 士朗
代表取締役社長

 

協和発酵工業 (株) に入社後、20年間に亘り医薬研究所で抗癌剤の探索および評価研究に従事し、がん分子標的治療研究の黎明期から多くの抗がん剤候補化合物を手掛けた。 その後抗癌剤の臨床開発に転じ、FLT3阻害剤、HSP90阻害剤、Met阻害剤ARQ197、抗GM2抗体、抗CCR4抗体モガムリズマブ等の多くの薬剤 (低分子および抗体) のグローバルな開発に携わり、モガムリズマブは2012年に我が国で製造販売承認を取得した。

1994年医薬研究所主任研究員、2001年がん領域マネジャー、2007年臨床開発第一部長 (がん領域) を歴任。2008年10月協和発酵キリン設立後も臨床開発第一部長 (がん領域) を担当し、2011年執行役員・国際開発統括、2013年リサーチフェロー、2014年研究開発本部フェローを歴任。

2017年3月よりアキュルナ株式会社取締役、2018年11月に代表取締役に就任。

早稲田大学理工学部・応用化学専攻博士前期課程修了
東京大学薬学部・薬学博士 (指導教官・鶴尾隆教授)
日本臨床腫瘍学会協議員

服部 恵子
取締役

 

日本ロシュ株式会社にて医薬品前臨床開発を経験し、1986年にファルマシア株式会社に入社、薬事・臨床開発に関わる (現ファイザー (株))。1990年に同社バイオテクノロジー事業部に異動、同部門にて営業並びにマーケティングを担当、1998年にアマシャム・ファルマシア・バイオサイエンス (株) (現GEヘルスケア・ジャパン (株)) の代表取締役社長に就任。その後GEヘルスケア バイオサイエンスのグローバルマーケティング担当シニアバイスプレジデント、アジアパシフィック担当GMを歴任。2011年にサーモフィッシャーサイエンティフィック (株) に入社、コーポレートマーケティングとCMD事業本部担当バイスプレジデントに就任。

現在慶應義塾大学ウェルビーイング研究センター所属にてリサーチコンプレックス推進プログラムオーガナイザーを務める。

東京大学理学部卒業
米国スタンフォード大学大学院ビジネススクールエグゼクティブコース修了

木村 廣道
社外取締役

 

協和醗酵工業(株) 医薬事業部、モルガン銀行 企業買収グループ バイスプレジデントを経て、アマシャム・ファルマシア・バイオテク (株) 代表取締役社長 (現在のGEヘルスケア・ジャパン (株))、日本モンサント (株) 代表取締役社長 (現在のファイザー (株))、ヒュービットジェノミクス (株) 代表取締役社長を歴任。

2000年に (株) ライフサイエンスマネジメント (現: (株) FTIイノベーションズ) を設立し代表取締役社長パートナーに就任。
2004年に (株) ファストトラックイニシアティブを設立し代表取締役マネージングパートナーに就任。

東京大学薬学部卒業
同大学大学院薬学系研究科博士課程修了
薬学博士
スタンフォード大学大学院ビジネススクール修了
MBA

安西 智宏
社外取締役

 

ファストトラックイニシアティブ (FTI) においてファンド運営責任者としてバイオテック・ヘルステック領域の案件発掘から企業設立、育成、投資回収までの業務全般を担当。代表取締役としての投資先企業の設立をはじめ、ハンズオンでの経営支援に10年超の実績を有する。FTI参画前は、アーサー・D・リトル (ジャパン)株式会社で国内外企業の経営コンサルティングに従事。医薬品・診断薬メーカー、研究開発支援機器・試薬メーカー、食品メーカーなど、バイオ企業の経営戦略やR&D戦略など多様な経営課題を扱う。

東京大学理学部生物学科卒業
同大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了
博士 (生命科学)
マサチューセッツ工科大学 (MIT) スローン校 AMP修了

河原 三紀郎
社外取締役

 

2016年より東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 (東大IPC) の事業開発部長 (現任) として投資および事業開発を管掌。

それ以前は、凸版印刷株式会社に1997年に入社、工場内システムの開発や画像処理の研究開発に従事後、本社経営企画本部で事業部再編や外部との提携・M&Aなどを担当。2007年に理化学研究所発ベンチャーの株式会社理研ジェネシスを設立し取締役COOに就任、約10年間にわたって遺伝子解析による個別化医療を推進。また、2014年より大阪大学発ベンチャーの株式会社BNAの代表取締役社長・CEOを兼任した。

東京大学大学院工学系研究科修了 (数理工学)
Northwestern大学Kellogg School of Management (MBA) & McCormick School of Engineering (MEM) 修了

竹内 誠
社外監査役

 

山之内製薬 (株) に入社後、約20年に亘り創薬研究 (メディシナルケミストとして) に従事し、骨粗鬆症治療薬minodronate、OAB治療薬solifenacin等の創製に関与。University of Pennsylvania (Prof. Amos B Smith III) 留学を経て、2005年の藤沢薬品工業 (株) との合併により誕生したアステラス製薬 (株) の研究本部創薬科学研究所化学第二研究室長となる。
その後、同研究本部化学研究所長、同執行役員研究本部研究推進部長、同研究統括部長を歴任後、上席執行役員渉外部長として研究渉外を含めた渉外業務を担当しつつ、日本製薬工業協会研究開発委員会委員長、同産業政策委員会委員長、再生医療イノベーションフォーラム副会長等を務め幅広く業界活動に関与

2018年7月よりファストトラックイニシアティブに参画。

東京大学薬学部並びに富山大学薬学部非常勤講師、公益財団法人薬学振興会主催先端創薬科学講座セミナー講師、創薬支援NWアドバイザリーボード、産業技術総合研究所自己評価検証委員等を歴任。第14回化学・バイオつくば賞、第39回日本化学工業協会技術賞総合賞等を受賞。

富山医科薬科大学 (現富山大学) 薬学部大学院医療薬科学修了